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大好きなヘッセの「シッダールタ」新潮文庫より

その顔は、

その歩みは、

その静かに伏せた眼差しは、

その静かに垂れた手は、

さらに、

静かに垂れた手の指の一つ一つまでもが平和と完成を語っており、

求めず、

まねず、

しおれることのない安らかさの中で、

しおれることのない光の中で、

侵すことのできない平和の中で、

穏やかに呼吸していた。

 

その完全な安らかさ。

その姿の静けさ。

 

そこには、

何の求めるところも、

欲するところも、

まねるところも、

努力するところも認められず、

光と平和があるばかりだった。

 

この仏陀は、

小指の動きに至るまで真実だった。

 

その声は、

完全な安らかさと平和に満ちていた。

澄んで

静かに

光のように

星空のように。

 

===

 

南インドのアルナーチャラ山で、

バガヴァーン、ラマナ・マハルシの暮らしていた洞窟で、

このような方々をおみかけしたことがあります。

その目は、充血してはいても、赤ちゃんよりも純粋でみずみずしく透明な光をたたえていました。

 

人はあんなにも純粋になることができるのかと衝撃を受け、

何も語らなくても、ただその姿、その存在だけで、出会った人の人生を変えてしまう力を持っている、

そんな人たちが実在する、

そんなことを思い出しました。

 

surrender.

 

 

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