無農薬・無化学肥料のキビ汁から作った黒みつをいただいた。
ものすごーく美味しい。ミネラルたっぷりの滋味。
そして、この黒蜜で、天然麹からつくられたお味噌で油味噌作ってみたら、すごく美味しい!(^0^)/
なぜ無農薬がいいかといえば、それは、シンプルに美味しいから!
へんな味がしないから!
そして、安心感。
高付加価値があるから、宮古島では商品化されて、170g 880円で売ってる。
(この商品ページ、とても詳しい)
今の季節、ガスマスクをつけた農家さんが農薬や除草剤を畑に撒いているけど、ガスマスクつけなくてないけないものを吸収した作物を食べてもほんとうに安全なのかな?
撒いている畑の脇の道を車で通ると目が沁みて喉の奥にへんな味が残る。
車の窓を開けて走れない場所もある。
観光に来た友達も「なにこのにおい?」と、口に出してたなあ。
政府も行政も議員も会社も安全だっていうだろうけど、日本で認可されてて、ふつうにお店で段ボールが積まれてよく売れているもので、海外では既に発売禁止・使用禁止になっているものものある。たとえば、グリホ系。発ガン性が認められてる。
家ではお手軽に除草できるだろうし、農家さんにとっては手間や収穫量で死活問題になるし販売会社にも不利益になるからこの問題をおおっぴらに言う人はほんのごく僅か。
日本の残留農薬の基準は海外に比べてとても甘いし、さらに厚労省は基準を甘くしているし(なぜ???)、輸出しようとしてもできない農作物も年々増加。
そんなものをほとんどの日本人はなんの疑いもなく食べてる。
せめて、濃度は適性にして撒かれているんだろうか?
いろんな問題あるけど、今のこの世の中のしくみで、いろんな考え方や暮らしがあって、気にしない人は気にしない、気にする人は気にするっていう折衷で折り合いをつけていくしかないんだろな。
それぞれの立場で人体実験しているみたいなもんだし。
雑草の種が飛んで来るから迷惑。けど農薬飛んで来るから迷惑。お互いさま。
ただ、以前、某小さな川で死んだ魚がたくさん浮いてたから何事かと上流を調べたら、農薬撒いたタンクを川で洗ってたってことがあったと。。
そんなことは二度と起きませんようにと願うばかり。
それから、人間の暮らしだけみたらそれでいいのかもしれないけど、小さな生き物たちにとっては川も海も次第にうすらうすらと、生きられない環境にされてしまっている。
死んだサンゴ礁は温暖化だけの問題ではないはず。
観光と漁業にも影響はあるんだけどな。。
エコアイランドをうたうのなら、こういうところをきちんとやってかないと、メッキはすぐに剥がれるし、勘のいい人にはすぐに見抜かれちゃう。
実際、移住したいと思って来ても出て行ってしまう人が少なくないのは、これもひとつの原因。
だけど、見て見ぬ振りっていうか、面倒を避けたい人たちは、意見する人を無視して排除していくよね。
作物に関しては、他の地域では、気にする人向けの生産者がいて、ポリシーもって販売する人がいて、少し高くても購入するという消費者がいるという循環ができているところが多い。
久米島では、個人的な繋がりで物々交換や物と労働交換が主流。「いいよ〜」ってくれちゃったりする。
ありがたいけれども、これが流通に乗れば少しは変わるだろうなあ。
価値のあるものが正当に評価されるって、健全な社会には欠かせないこと。
作物だけでなくて、人の能力も。
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