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犬(中型〜大型犬)と暮らしている方へ。『胃捻転』を知っておいてください。

そういえば、マイラが一晩苦しんで逝ってしまった原因を書いていなかったのでシェアします。特に大型犬で胸郭の深い犬と暮らしている方は要注意なので知っておいてほしいと思いました。

マイラは『胃捻転』という症状でした。

胃がくるりと回って、胃の入り口と出口が塞がってしまい、胃の内容物からガスが発生してもその出入り口がないのでどんどん胃が膨らみ、ひいては胃壁が壊死そして他の内臓血管なども圧迫して内臓が機能不全に陥り、対処をしなければ確実に命を落とすというものです。

実は、マイラは5年前にこの胃捻転になっていました。

岐阜の実家にいたときのことです。夜9時くらいだったか、吐きたそうにしているけれども吐けなくて苦しそうにうろうろしはじめました。いつも吐くときは外なので外に出してあげても一向に吐ける気配がなく。そして、お腹を触ってみたらいつもよりも張りが強い。そして、時間が経つごとにそのお腹が少しずつ膨らんでくる感じがしました。

これは、このまま放っておいたら危ないかもしれない!そう感じて、いやがるマイラを無理やり車に乗せ1時間、深夜に開いている救急動物病院に駆け込みました。

到着してすぐ、獣医さんはレントゲンをとり、一刻を争う状況なのですぐに開腹手術しますが、助かるかどうかは保障できませんがいいですか?と。わらをもすがる思いでお願いしました。

そして数時間後・・・手術成功でした。

手術は、胸からお腹を縦にほぼ全体を切り開くような大変な手術で、そのあとしばらくかかりつけの病院に入院し、とてもよくしてもらってもとの元気なマイラに回復することができました。

手術の際に、獣医さんから「胃捻転が二度と起こらないように、胃を肋骨に縫い付けておきましたからね」と言われ、とても安心しました。

ちなみに、胃捻転はなぜ起きるかというと、たくさんの量の食事を一気に食べたりたくさんの水を一気に飲んでそのあと運動をすると起こりやすいと言われています。でもマイラの場合、フードを一気に食べるということはなく、また、胃捻転になった日も大量に水を飲んだといこともなかったし運動はいつもと変わらず・・・なのでもしかしたら徐々に胃が動いたのかあるいは動きやすい内臓だったのか、、、。なので必ずしも原因が食後の運動にあるというわけでもないかもしれません。

そして今回。

朝、いつものようにウンチをしたけど、めずらしく半分下痢っぽいウンチでした。でも、たまたまだろうとあまり気にしませんでした。そして、昼ごろ、庭で遊んでいると、やたらと草を食べていて、ああいつものことだろうなと思っていました(マイラは草を食べては吐くというのをよくやっていたので)。今から思えば、あんなに必死に草を食べていたのは何かがおかしかったのだと気がつけばよかった。。そしてマイラを庭で遊ばせていたので、私はてっきりどこかに吐いたものと思っていたけれど、実は吐けていなかった。そして夕方、私が夕食を食べていると、いつもはおこぼれをもらおうと必死なマイラがおとなしく、めずらしいなと思っていたけど、マイラも年をとったなあくらいにしか思っていませんでした。

そして夜7時ごろ、マイラが家の中でうろうろしなじめ、吐こう、吐こうとしても吐けない。

・・・悪夢がよみがえりました。お腹を触ってみたら、5年前のあのお腹・・・。そう気付いたときにはもう手遅れでした。島には獣医さんがおらず2週間に一回、本島から往診にきてくれるだけです。もし獣医さんがいて大きな手術ができる病院があれば駆け込んでマイラは助かっていたかもしれません。本島だったら、大きな病院もあるので助かっていたでしょう。でも、朝の飛行機かフェリーを待たなくてはいけませんでした。

どうか、どうかと祈るばかりでしたが、朝7時、マイラは息をひきとりました。

その日の午後、早い時間に私が気がつけばもしかしたら間に合っていたかもしれません。胃がひっくりかえらないように肋骨に胃が縫い付けてあるから大丈夫と、すっかり思い込んでしまっていたので、まさかまたそうなるとは夢にも思っていませんでした。胃を縫い付けてあった糸が切れていたのかもしれないと、電話で対応してくれた本島の救急の獣医さんは言っていました。

中型~大型犬と暮らしている方がいらっしゃったら、必ず覚えておいてください。

・吐きたそうなんだけど何も吐けない。あるいは少量の粘液を吐くだけ。

・お腹を触ってみていつもより張りがある。

この状況になったら、即、獣医さんのところに駆け込んでください。胃捻転は一刻を争う症状です。でも手術をすれば助かります。

そして、わんこがいつもと様子が違ったり元気がなかったり・・・そうなったら、もしかしたら想像以上に大変なことになっているかもしれないと、ほんのわずかな変化を毎日、見逃さないようにしてあげてください。

また、離島など、獣医さんのいない環境にお住まいの方は、こういうことがあるというのを心に置いて、余計に、毎日のわんこの様子を気にしてあげてくださいね。

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