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神歌

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ウージ刈りをしたあとの夜、映画『スケッチ・オブ・ミャーク』を観に行った。宮古島に伝わる神事や唄のドキュメンタリー。女たちが神の声を聞きながら歌い祈る。苦しい暮らしが楽になるように、暮らしが豊かであるように、心が豊かであるように、唄をうたう。その声が、その気持ちが、キビ刈りを手伝わせてもらった今日だからよけいに沁みた。
そして、上映後の監督さんの話にとっても頷く。
宮古では、神事をする神司を6人の女たちが3年ごとに入れ替わって引き継いで行くのだけど、去年、ついに後継者がいなくなってしまったと。神事がだんだん廃れてしまったのは、五穀豊穣を願って祈る神事の必要がなくなってしまったからではないかと。命の糧である五穀の畑は宮古でもほとんどサトウキビにとってかわられてしまった。現代化されて暮らしが変わり、命をつないでゆくために神の声を聞く必要もなくなったというのかもしれない。でも、それは、とても大切なことを忘れてしまったのではないか。私たちはいったい何に生かされているのか。そのことを思い出し五穀を育てることをもう一度戻らないと神様の声は聞こえなくなっていってしまう・・・。
(神事で神司が唄をうたうとき、それは誰かに教えてもらうのではなく、どこからともなく唄が聞こえてきて歌わされるのだそう)
昔の宮古の人たちは人頭税という重税に苦しめられ、差別されてきた。どんなに暮らしが苦しくても心が豊かであることができたのは唄のおかげ。心を守るために唄が生まれたんじゃないかなとも思った。
写真は、久米島にわずかに残っている仲地の田んぼ。この風景を見て、用水路の水の音を聞くとほっとする。田んぼのお手伝いするよ〜。

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