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ひーじゃー(ヤギさん)

お散歩アトラクションその2

はっ。仲間がいる!?

「なんだなんだ何事だ?」

おそるおそる近付くマイラさん。。

「だれだおめエ〜」

「よそものひーじゃーか?」



「こ、こんにちは」

「ボクたちに似てるけど、なんか違うおめえ〜」



「ヒゲがないのか。まあいいだろう」

そしてマイラさん、オリの周りをぐるぐる。ひーじゃーさんたち、飽きもせず全員だんご状態でくっついてくる(笑)警戒心より好奇心。ひーじゃーさんってすごく物見高い。

そして草を食べはじめたマイラさん。

「ボクたちにもおくれエ〜」

「ぎょうさん食べといてね〜」

この様子を遠くから見ていた飼い主さんが、なんでひーじゃーが外にいるんか?と思って近くに来てみたら犬だったって(笑

そしてとなりのサトウキビ畑に植えられてほったらかしで育ったモロヘイヤの葉っぱと種とシークワーサー下さった。

「自給自足がいい。ここに生えてるの、なんでも勝手にとってっていいからね」

そして「このあたりはみんな外から移住してきた人たちばかりなんだよ。あっち(山のほうを指差して)の人たちはもともと島に住んでた人たちなんだけどね」そういえばお向かいのおばあちゃんも、最初に会ったときに自分が九州から来た話をしてくれたっけ。そして外から移住してきた知り合いたちの話をいろいろと聞かせてくれた。日焼けして痩せたその顔からは苦労が見え隠れし、移民という言葉がなんとも切なく聞こえた。はにかんだ笑顔からは正直さが滲みだしているように見えた。

誰かが何かを言ったとき、それを安易に「わかる」って言う人っているけど、わかるわけがない。だから、ただだまって聞く。感謝して聞く。

「キビ刈りは大変さあ。今年はまだ穂がたってないからね、糖度が低そうだな」「ほら、あれ見て。ブラジルバナナを広めようと思ってるんだよ。島バナナとはちょっと違うんだよね」

ブラジルバナナ。育つといいな。

帰り道は寒かったけど、生きてるってあったかいことだなあと、こういう人たちに世界は支えられているのだろうなと、風を胸いっぱいに吸いながら、都会で浮かれていたら絶対に感じることができなかっただろう切なさの入り交じったあたたかさを感じた。ほんとうにいろんな人の生があるんだなあとしみじみ思いながらざわざわと風に吹かれるサトウキビ畑の道を歩いて帰った。

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